東大阪商工会議所の企画に参加申し込み
東大阪商工会議所の、「生産性向上専門家派遣」という企画に申込をしてみました!
製造業界隈の状況は、コロナ禍真っ最中よりも現在のほうが厳しい感があるというお話をあちこちでお聞きします。
当社も例外なく当てはまるのですが、ちらっと耳にした社長の言葉
「注文はあんねんけどなー人手足らんしなーこれがうまくさばけたらもうちょっとどうにかなるはずやねん」
そう、ありがたいことに注文は頂いているんです。
でも、人手が足りない。ずっと足りてない。
それをいつまで言ってても経営は上向きにはならない。現況でなにかできることはないかと思っていた矢先の、商工会議所の企画。
たくさんの製造業の会社を見ている専門家のかたなら、なにかしらのアドバイスをいただけるかもしれない。
そんな思いで申込をして迎えた、専門家のかたと商工会議所の担当者さんのご来社当日。
30分ほど工場内をご一緒しながら視察され、事務所に戻り、社長と私を含め4人で面談となりました。
何を指摘されるか、生産管理のお高いシステムの導入を促されるかと警戒しておりましたが。
担当者さんと専門家のかた2人とも、なにやら遠慮がちに「あの…」「うーん…」と仰られます。
「え?な、なんですか…?」
とおたずねすると担当者のかたが、
「あの、最初は生産管理システムの導入をご案内しようかと思ってましたが、今回見させて頂いて、それよりもっと前にできることがありますね。もしかしたらそれだけでじゅうぶんかもしれません」
とおっしゃいました。
続いて専門家のかたが、
「いや僕も本当にそう思う。できることがたくさんあって、もう今すぐにでも取り掛かってほしい。そしたら売上なんて劇的に変わります。これは絶対ですよ。実にもったいない。」
と語気を強めておっしゃいました。
いろいろ詳しくおたずねすると、社長の頭の中だけで回しているから限界がすぐに来るんだというお話でした。
「標準化、見える化をまずは取り組みましょう」
「見える化に関してはExcelで管理できます。その方法はのちに詳しく報告書をあげさせて頂きますし、わからなければわかるまでお問い合わせください」
と、心強いお言葉までいただきました。
この不況のなかにあって、なにかできることがある、打つ手があることがとてもありがたく、とても前向きな気持ちになりました。
勇気を出して企画に申し込んでよかったと心底思います。
報告書をいただける日がとても楽しみです。